3月14日の行動(2) 避難物資の買物教訓
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最終更新日:2016/03/11
3月13,14日の行動, 東日本大震災体験談
千厩町(一関市)の郊外の大手スーパーやホームセンターに開店待ちで並んでいる状況を無視し、私達は、どの街でもシャッター通りとして問題になっている、旧市街地を目指しました。
実は私は千厩には縁があり、多少地理には詳しかったのです。
このような状況下では、安さ、種類の豊富さではなく、確実に買えるか!です。
いつ開店するか分からない、もし開店しても必要物資が在庫されているかどうか分からない。(同じ様な目的のお客が殺到している)
確実に購入するには、昔に戻って、目的に応じて小さなお店を回ることが購入できる確率が高いということです。
シャッターが閉まっている店が多い通りの中でも、小さな昔ながらのスーパーが開いていたのです。
気仙沼からきて、家を流され避難生活の物資購入の話をしたら、おばさんにテキパキと目的物まで案内してもらい、中には売り切れの物もありましたが、ある程度、満足する物資を購入することができ、励ましの言葉と、“おこわ”の差入れを頂き、感謝・感謝の買い物でした。
次に呉服屋に行って、着替え(下着)を購入、米屋に行ってお米を買いたかったが在庫切れ、しかし夕方入る予定との情報を得る(夕方ゲット!)。
さすがに、ガス屋に行ってガス炊飯器を購入したかったのですが、避難所等に出回った後で在庫切れ。
停電状態での必需品はロウソクですよね?
実は、私の地区で津波の影響を受けなかった家が、震災の翌日の夜に火災にて全焼するというもったいない災害がありました。
消防署に通報する事も出来ず、消防署などはそれでなくても大震災後の行方不明者の捜索などで多忙な状況に、道路が決壊、がれきで通行不能な様な状況下ではどうしようも出来なかったと察します。
火災の原因はロウソクの火だったそうです。
小さな文房具屋に行って、ロウソクないか確認したところ、“こういうのしか残っていません”って見せられたのが、
クリスマスなどに使われるキャンドル用のロウソク
でした。
これは良い!と即大量に購入。
停電時に使うロウソクは、細く、長く、不安定な物より、太く、短く、安定感があり、安全で長く燃焼が出来る物を準備しておくべきです。
一般的なロウソクはすぐに社員から提供受けたのですが、灰皿などの平らな部分にロウを垂らして立たせるのですが、なんか不安なんですよね?
(専用のロウソク立てがあれば良いのでしょうが、それでも地震などで倒れるリスクは高いです)
今回、購入したロウソクがまだ残っていましたので、どのように燃焼させたかも含め、画像で紹介します。
(左がガラスコップに入れて実際に使った状態、右がロウソクの形状です)
燃焼時間は約4時間。
停電期間中は、なるべく明るいうちに食事し、暗くなるとやることがなく、まるで原始時代の様に、夜明けとともに目覚め、夜になると寝るだけの生活には、1つのロウソクは2~3日大丈夫でした。
懐中電灯と違いロウソクの良さは、乾電池等の電源が不要ということもそうですが、消耗・寿命が見えるというところが良いところです。
皆さん、早速、非常用として同じ様なロウソクを準備しましょう!
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