減災の準備 貴重な不動産
とにかく、大震災(特に大津波)に遭うと、被災地にとって、無事だった住宅や土地が貴重な財産になることを痛感しました。
とにかく、被災地では住める家、土地が激減し、避難生活が長期化する訳です。
自然災害に遭うリスクが高い所に住んでいて、お金に余裕がある人なら、即刻、色々な伝手を活用し、近くて安全な場所に、予備の住宅(別荘など)を確保できれば、減災対策として万全です!
タンス預金する余裕があるなら、そのお金を、予備の住宅などの『安全で活用できる資産』にして持っておくことを勧めます。
しかし、私もそうでしたが、そのようにお金に余裕がある方々は少ないと思います。
では、諦めて減災対策の準備しない!?
そうではなく、可能な範囲で減災対策の準備しよう!ということを提案したいと思っています。
例えば、安全な場所に土地でも確保しておく。
購入でも賃貸でも、宅地でも雑種地でも、
とにかく予算と減災対策以外の使用目的に応じて安全な所に土地を確保しておく!
ことを強く提案します。
今回の大津波においては、景色が良く、利便性の高かった沿岸部はほとんどが流され、危険区域(住宅を建てられない)になってしまいました。
従って、土地が足りない状態になってしまったのです。
その結果、それまでは見向きもしなかった高台の土地がどんどん高騰し、アパートなどの賃貸住宅は、あっという間に埋まってしまう状況でした。
土地さえあれば、自分の避難場所にも出来る可能性があり、自分の住宅再建に使うことが出来るし、自分で使わないなら、高騰した段階で売って、その資金で住宅再建を進めることも可能です。
更に、その土地にアパートや別荘などの住宅も保有していれば、即座に避難生活から開放され、その住宅を活用し、普通の生活の状態に戻ることが出来ます。
津波や土砂災害などのリスクが高い所に住んでいる人は、とにかく安全な場所に土地や住宅などの不動産を保有しておくことが、万が一の時に貴重な財産として役立ちます。
現在、羨ましいことに、被災地で安全な場所に土地を持っていた多くの人はバブル景気です。
震災前では考えらなかった、畑や雑種地などが高騰し宅地化されて、頻繁に売買されています。
とにかく、被災者であっても、お金を持っている人や不動産を持っている人は、自らの力で、悲惨な避難生活から早期に回避できるのが現実です。
では、お金持ちしか減災準備ができないのか!?
というと、そうとも限らないと思っています。
普通の所得の家庭であっても、普段の生活の中で、知恵と工夫を駆使すれば、貴重な不動産(土地)を確保し、減災準備に活用できます。
じゃ~、どのような場所にどの程度の土地を持てばよいの!?
これについては準備できる予算の問題と、普段の有効活用方法、万一の状況になった際の目的を明確にしてから、行動に移すことを提案します。
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